乾燥を予防したい
2021年 5回目
乾燥を予防したい
【乾燥による肌トラブルはありますか?】
11月に入り、寒くなってきました。肌の乾燥が気になりませんか?
乾燥すると肌のトラブルも増えがちです。目元や口元にシワができやすくなります。皮膚が白い粉を吹き、かゆみも伴うこともあります。乾燥により、自身にどのような変化が起こるかをあらかじめ把握して、早めに対処することで重症化を防ぐこともできます。
【乾燥の原因】
乾燥の原因ですが、皮脂が減少して皮膚から水分が蒸発することにより痒みなどを伴います。皮脂減少の要因として、エアコンが効いた室内で長時間過ごすこと、過剰に身体を洗いすぎて皮脂を洗い落とすこと、紫外線をたくさん浴びること、栄養状態が悪いこと、睡眠不足なども関係しています。季節の変わり目、環境の変化によるストレスも原因の一つとなります。
また、油類を摂らない間違ったダイエットは皮膚がカサカサになりやすいです。極端に脂質を減らすことで、便秘になり、肌荒れに繋がることもあります。
【肌の乾燥を防ぐポイント】
1.栄養バランスの見直し
特定の何かだけを多く取る、全く食べないなど偏った食事の摂り方は見直しましょう。まずは、1回の食事に主食、主菜、副菜の3つが揃っているか確認してみましょう。
2.十分な睡眠をとる
肌の新陳代謝を活発にするためにも質の良い睡眠を心がけましょう。朝はなるべく起きる時間を一定にして太陽の光を浴びるようにしましょう。
3.十分な水分をとる
もしかしたら汗をかいてないからと夏ほど水分を摂らない人が多いかもしれません。体内の水分量も内側から確保していきましょう。こまめに水分補給することは大切なことです。
4.たんぱく質やビタミンを確保する
皮膚の主成分であるたんぱく質を食事から補いましょう。魚介、肉、卵、大豆・大豆製品を毎食1品摂りましょう。魚介や肉にはたんぱく質の分解、再合成を促すビタミンB6が含まれています。また、たんぱく質だけでなく、ビタミンA やC を摂ることでより肌の状態が良くなります。ビタミンEは血行を改善してくれます。
ビタミンAは、緑黄色野菜、レバー、うなぎなどに多く含まれています。
ビタミンCは、野菜、果物、芋類に多く含まれています。
ビタミンEは、魚介、植物油、ごま、ナッツなどに多く含まれています。
5.肌の保湿をこまめにおこなう
入浴後などに肌の保湿を行いましょう。外出前も保湿をしてから出かけると乾燥を予防することができます。
おすすめレシピ:【食べる豆乳スープ】
豆乳はたんぱく質、ビタミンB、ビタミンE が豊富に含まれています。かぼちゃは緑黄色野菜ですのでビタミンA が豊富です。温かいスープは冷えも防いでくれます。食べるスープはいかがですか?
材料
・(冷凍)かぼちゃ…150g
・玉ねぎ…中1個
・調整豆乳…300ml
・顆粒コンソメ…小さじ1
・水…200ml
・バター…5g
・塩コショウ…お好み
作り方
1. 玉ねぎを薄切りにする。
2. 凍ったままのかぼちゃと玉ねぎと水を鍋に入れて柔らかくなるまで煮る。
3. 豆乳、コンソメ、バターを入れて一煮立ちする。
4. 塩コショウで味を整える。
以上