のどの痛みを防止したい
2021年 4回目
のどの痛みを防止したい
【のどはどんな時に痛くなりやすいのか?】
まだ暑いとは言え、9月に入りました。朝晩が少しずつ冷えることもあります。風邪の引き始めにのどに不快感が現れる人は多いと思います。風邪の直接の原因はウイルスによる感染と言われています。しかし、ウイルスに感染したからと言ってすぐに症状が出るわけではありません。日頃のうがい、手洗いを徹底することや抵抗力が落ちないように生活リズムを整えることも重要です。
【喉の働きと予防方法】
のどの働きは、口や鼻から入ってくるウイルスや細菌から身体を守る働きがあります。特にウイルスの侵入に備えて粘膜を丈夫にすることが重要です。粘膜を丈夫にして免疫力を高めるにはビタミンAが重要になってきます。ビタミンAは免疫機能の維持にも関わっているからです。合わせて摂りたい栄養素はビタミンC です。細胞の回復や修復の働きを活発にしてくれます。
【のどが痛い時の食事ポイント】
1.食材は小さく切る
のどが痛いと食欲不振になりがちです。のど通りをよくするために食材を小さく切って食べやすくしましょう。
2.熱すぎる、冷たすぎる、辛すぎるものを避ける
のどに刺激を与えるので、できるだけ控えましょう。
3.のどの粘膜を強化する食材を摂る
のどの粘膜を保護してくれる食材を多く取り入れましょう。おすすめ食品はビタミンAが豊富に含まれている色の濃い緑黄色野菜です。他にはうなぎやレバーに多く含まれています。
4.抗菌作用のある食材を摂る
こまめにうがいをしてのどを清潔に保つ必要があります。抗菌作用のある硫化アリルの多く含まれている食品を摂りましょう。ねぎ、ニンニクなどに多く含まれています。殺菌効果はお茶に含まれるカテキンも効果的です。カテキンとはお茶の渋みを指します。お茶でうがいをすると一層効果的とも言われています。
【おすすめレシピ】
ビタミンAが豊富な人参とのど通りの良い高野豆腐と卵が入った汁気の多い1品になります。
汁気が多いので食べやすいです。
高野豆腐とにんじんの煮物
・高野豆腐…20g
・人参…中1本
・顆粒だし…4g
・水…400cc
☆みりん、醤油、めんつゆ…各小さじ1
・卵…1個
・ねぎ…お好みでトッピング
1. 高野豆腐を水で戻す。
2. 人参を皮ごとピーラーで細かくむく。
3. 高野豆腐は水気を絞り、薄く食べやすい大きさに切る。
4. 鍋に水と顆粒だしと人参を入れて煮る。
5. 人参に火が通ったら☆の調味料と高野豆腐を入れて煮る。
6. 5を沸騰させて、溶いた卵を入れてひと煮立ちさせる。
7. 皿に盛り付けてお好みでねぎをトッピングする。
以上