花粉症を和らげたい
2021年 6回目
花粉症を和らげたい
【花粉症の症状は?】
花粉の季節というと、2月〜5月のスギやヒノキがよく知られていると思いますが、イネ科やブタクサなどもあり、年中症状が現れる人もいます。症状として、目の痒み、充血、くしゃみや鼻水などがあり、これらによって倦怠感や集中力低下が見られます。これらの症状によって仕事に支障が現れ、子どもだと学校での学習に影響が出ることもあります。
【花粉症の対策】
体調不良や免疫力が低下していると、花粉症の症状が悪化しやすいとも言われています。
日頃からできるだけ決まった時間に起きるなどして、自分の生活リズムを整えることを意識しましょう。合わせてバランスの良い食事も大切です。
【症状の軽減が期待できる食材】
1.乳酸菌類
ヨーグルトやキムチなどです。それらに含まれるビフィズス菌が作る免疫物質によって免疫力が改善し、アレルギー症状が抑えられます。
2.DHA・EPA
さば、さわらなどの青背魚です。アレルギー症状を強める脂肪酸の効果を弱くすると言われています。
3.抗酸化ビタミン
ビタミン A を豊富に含む人参やかぼちゃ、ビタミン C を豊富に含むブロッコリー、いちごやキウイフルーツ、ビタミン E を豊富に含む植物油、かぼちゃや魚などです。
4.アリウム属野菜や生姜
ニラ、にんにく、玉ねぎやネギです。これらは発汗、利尿作用があり、花粉症の症状の緩和も期待できます。
【注意したいこと】
たんぱく質は取りすぎるとアレルギーを起こしやすいと言われています。肉、魚、卵など、摂取する量には気をつけましょう。身体に良いと言われる食材でも極端に摂りすぎると良くないと言うことです。何事もバランスが大切です。
おすすめレシピ:【さば缶のアクアパッツァ風】
アクアパッツァとは、焼いた魚を水で煮込み、オリーブオイルを使います。トマト、オリーブや貝などを加えます。味は魚の旨みが引き立つシンプルな料理です。
さばには DHA や EPA が豊富に含まれています。ブロッコリーにはビタミン C が豊富に含まれています。
さば缶や冷凍ブロッコリーを利用することで、簡単に作れて栄養価が高い料理になります。汁や野菜にさばの旨味が染み込んでいます。パンにつけて食べても良いですね。
材料2〜4人分
・水煮缶さば…115g×2缶
・玉ねぎ…半分
・にんにくチューブ…お好み
・冷凍ブロッコリー…5個
・ミニトマト…5個
・ブラックオリーブ…5 粒
・トマト缶…180g
・水…100ml
・酒…大さじ1
・塩コショウ…お好み
・オリーブオイル…大さじ2〜3
・ローリエ…1枚(あれば)
作り方
1. 玉ねぎをみじん切りにして、フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて炒める
2. 玉ねぎに火が通ったらさば缶を汁ごと入れて、水、ブロッコリー、ブラックオリーブ、トマト缶、ミニトマト、酒、ローリエを入れて 10 分程煮込む
3. 塩コショウで味を整える
以上